HAPPY HACKING Oouchi's BLOG

PSE(ポンコツエンジニア)の技術ブログ

S3内にライフサイクルルールを作成する

S3バケット内のオブジェクトのライフサイクルルールを作成する方法について記載します。

目的

  • S3にライフサイクルルールを付与する
  • S3内のオブジェクトを90日後にGlacierに移行する
  • 移行したS3オブジェクトを120日後に失効させる

本題

S3にオブジェクトをアップロードする

バケットを作成し、ファイルをアップロードします。 f:id:ooooouchi:20200517121232p:plain

ライフサイクルポリシー作成

管理タブの「ライフサイクルルールの追加」を押下します。 f:id:ooooouchi:20200517121238p:plain

名前とスコープ

ルール名を記入します。

ルールスコープはひとまず「バケット内の全てのオブジェクトに適用」とします。 f:id:ooooouchi:20200517121242p:plain

ライフサイクルルール

ストレージクラスの移行:現行バージョン

オブジェクト作成:Glacierへの移行の期限

オブジェクト作成からの日数:90 f:id:ooooouchi:20200517121247p:plain

「小さなオブジェクトを Glacier または Glacier Deep Archive に移行すると、コストが増加します。」の欄がある際はチェックして次へ進みます。

オブジェクトの有効期限の設定

失効の設定:現行バージョン

オブジェクト作成からの日数:120

これにより、現行バージョンのオブジェクトは90日後にGlacierに移行され、120日後にS3の現行バージョンからも失効されます。

不完全なマルチパートアップロードをクリーンアップするにチェックし、アップロード開始からの日数を7日間にします。

これにより、適切にアップロードされなかったオブジェクトは7日後に削除されます。 f:id:ooooouchi:20200517121253p:plain

確認

設定内容の最終確認をします。

問題なければ「このライフサイクルルールがバケット内のすべてのオブジェクトに適用されることを了承します」をチェックし、保存を押下します。 f:id:ooooouchi:20200517121259p:plain

ライフサイクルルールが作成されました。 f:id:ooooouchi:20200517121304p:plain