HAPPY HACKING Oouchi's BLOG

PSE(ポンコツエンジニア)の技術ブログ

CognitoメッセージメールをSESから送信されるようにする

はじめに

AWSリソースのサービスクォータ制限の対応って情報があまりないんですね。
今回はサービスクォータ対応の一つ、CognitoメッセージをSES経由でメール送信する手順について記載しようと思います。

本題

送信用メールの検証

Cognitoのコンソールから、適用したいユーザープールを開きます。

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SESアイデンティティの検証をクリックします。

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SESは東京リージョンに対応していないので米国東部(バージニア北部)を選択します。

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Verify a New Email Addressをクリックします。

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FROMメールアドレスにしたいEメールアドレスを入力して、Verify This Email Addressをクリックします。

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確認メールを送信したよ~
メールを開いて確認プロセスを完了したら検証完了だよ~

といった内容のウィンドウが表示されます。

Closeをクリックします。

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確認用のメールが届きます。

リンクをクリックします。

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検証に成功したようです。

Cognitoメール送信設定

Cognitoのコンソールに戻ります。

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ページを更新すると、FROM E メールアドレス ARNのプルダウンに先ほど検証したメールアドレスが表示されるので選択します。

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少し下にAmazon SES 設定を通じて E メールを送信しますか?という設定項目があるのではい - Amazon SES を使用を選択します。

下へスクロールし、変更の保存をクリックします。

動作確認

ユーザーの作成などからEメール通知をしてみます。

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FROMメールが変更されたことが確認できます。

※私の場合は自分のメールアドレスを登録したので(自分)となっています。

以上です。

おわりに

CognitoメッセージをSES経由でメール送信することができました。
複数AWSサービスを使用するときもスムーズに設定できるようになりたいですね。